当院はこどもにむし歯を
作らせないための歯医者です

永久歯は、その名の通り期限なく使い続けるのが理想です。小学校の最終学年くらいまでには、すべての永久歯が生えそろうので、それから少なくとも70年は見た目や噛む機能を維持したいものです。そのためには子供の頃からの予防処置や咬み合わせの管理が必須となります。お子様に一生使える永久歯をプレゼントしたいという保護者様はぜひ岸和田おとなこども歯科までご相談ください。お子様の健康な歯の発育のために全力でサポートいたします。
子供の歯は、大人の歯よりも薄くて成熟度が低いです。エナメル質は大人の歯の半分の厚みしかなく、軟らかくて溶けややすいのです。そのため乳歯は虫歯になりやすくて、進行も早くなっています。しかも、子供は虫歯の症状を自覚しにくいことから、発見も送れる傾向にあります。そのため子供の虫歯は大人以上に予防が重要となるのです。
「永久歯に生え代わるから大丈夫」は間違いです
乳歯は、小学校の6年間で1本ずつ永久歯へと生え変わります。小学校を卒業する頃には乳歯がすべて抜け落ちているお子様が多いので、虫歯になってもそれまで我慢すれば大丈夫と考えるかもしれませんが、それは間違いです。なぜなら永久歯の正常な萌出は、乳歯の正常な脱落が必須条件となるからです。具体的には、乳歯が自然脱落する時期を迎えると、歯根の吸収が始まり、すぐ下に控えている永久歯に萌出の合図を送るようになります。乳歯が虫歯になっていると、このプロセスが正常に進まなくなるのです。


次に、乳歯の虫歯を放置して、抜歯を余儀なくされた場合は、予定よりも早い時期にスペースが生じます。私たちの歯は隙間を埋めるような形で移動する性質があるため、永久歯が生えてくる頃にはそのスペースが塞がってしまいます。その結果、正常な歯列から逸脱した位置に永久歯が生えてきて、出っ歯や乱ぐい歯、八重歯などを引き起こします。このように乳歯というのは、ある意味で永久歯よりも大切に扱わなければならない歯と言えるです。
虫歯リスクのセルフチェック
☑歯並びが悪い
☑仕上げ磨きを行っていない
☑砂糖が入っているお菓子やジュースが大好き
☑フッ素入り歯磨き粉を使用していない
☑幼児期に虫歯になったことがある
☑矯正治療中である

この中のひとつでも当てはまるものがある場合は、虫歯のリスクが高くなっていますので、積極的に予防診療を受けましょう。
予防することの大切さ

小学生は、乳歯から永久歯への交換が起こる時期であるとともに、お口や全身の発育が活発になる時期でもあります。この時期に虫歯や歯周病をしっかりと予防し、咬み合わせや歯並びを悪くする口腔習癖の管理を徹底することで、お子様の歯や顎、全身の発育を正常化することが可能となります。
仮に虫歯になってしまったとしても早期発見・早期治療を実現できるため、永久歯への影響も最小限に抑えられます。小学生の頃から歯科医院に季節に1回でも良いので、しっかりとした予防メインテナンスを受けていればカリエスフリー(むし歯なし)を目指せます。
咬み合わせや歯並びに異常がある場合は、小児矯正で改善しましょう。出っ歯や受け口、乱ぐい歯などの症状があると、高齢になる頃にはほとんどの歯を失ってしまうケースも珍しくありません。ちなみに、岸和田おとなこども歯科では、子供の矯正治療にも対応しております。
小児歯科メニュー
お口の中と咬み合わせのチェック | 口腔内検査、口腔内写真撮影、レントゲン撮影、歯並び・咬み合わせの検査などを行います。その上で診断を下し、今現在、お子様が抱えているお口の問題をお伝えします。 |
歯磨き指導(TBI) | 口腔ケアの専門家がお子様お一人おひとりに合った歯磨き方法をレクチャーします。正しい歯磨きが行えることは、虫歯予防の基本となります。 |
クリーニング | セルフケアでは取り切れない汚れを歯科医院専用の器具を使って徹底的に除去します。 |
シーラント充填 | 奥歯の溝をフッ素入りの樹脂で埋めて、清掃性を高めます。 |
フッ素塗布 | フッ素入りのジェルを塗布して、歯を硬く、強くします。 |
当院ならではのサポート
岸和田おとなこども歯科では、標準的な予防診療に加えて、食育や咬合の管理にも力を入れています。
食育(しょくいく)
食事の取り方がお口や全身の発育の大きな影響を与えることをご存知でしょうか?例えば、あまり噛まずに飲み込めるものばかり食べていると、お口周りの筋肉が鍛えられず、顎の骨の成長が遅れます。その結果、食べる・飲み込む・しゃべる・呼吸する機能まで低下することがあります。
これを口腔機能発達不全症といいます。こうした生きる上で必要不可欠となる機能の発達に問題が生じると、当然ですが全身の発育にも深刻な悪影響が及びます。そこで当院ではキッズクラブにおける食育を通じて、適切な食事内容な食事の取り方、食事中の見守り方法などをお伝えしております。

咬合(こうごう)

悪い咬み合わせは、清掃性の低下、咀嚼能率の低下、発音障害、審美障害を引き起こすだけでなく、歯の寿命を縮める要因にもなるため、早期に改善するのが望ましいです。そんな咬み合わせの問題は、プレオルソやムーシールド、床矯正装置などを使った小児矯正で改善できます。
保護者様へのおねがい
生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に細菌が存在していません。それがいつしか常在菌として住み着くようになるのは、一緒に暮らしている大人による影響だと考えられています。つまり、保護者様が虫歯になっていると、それが感染源となってお子様へとうつってしまうのです。
特に小学生は混合歯列期という乳歯と永久歯が入り交ざった歯列となるため、虫歯菌が定着しやすくなっている点に注意が必要です。それだけに保護者様が虫歯予防に努めることはもちろんのこと、お子様がしっかりとひとり磨きを行えるようになるまでは、大人による仕上げ磨きを徹底するようにしてあげてください。

キッズクラブについて
予防歯科クラブ「岸和田こどもデンタルクラブ」では、虫歯や歯周病の予防に加えて、お口周りの筋肉を鍛える方法や悪習癖の改善方法、適切な食事の取り方などについてレクチャーしております。お子様のお口や全身の健やかな成長を全力でサポートいたします。
