院長 高橋貴啓 たかはしたかひろ
経歴
- 2010年 大阪歯科大学歯学部 卒業
- 2011年 大阪歯科大学附属病院口腔外科第2講座 入局
- 2014年〜 兵庫・大阪の開業医勤務
- 2025年 岸和田おとなこども歯科 開院
- 所属学会↓
- 日本口腔外科学会 認定医
- 日本臨床歯科学会 京都支部(京都SJCD)
- 日本顎咬合学会 会員
- ITI メンバー
- スタディグループKZ会 理事
- SBIC(Super Basic Implant Course) インストラクター
- 執筆論文・書籍・講演↓
- 講習会・セミナー↓
ご挨拶
はじめまして。岸和田おとなこども歯科の高橋貴啓と申します。この度、大阪府岸和田市で開業させていただくこととなりました。数ある歯科医院の中から、当院のホームページをご覧くださりありがとうございます。
大阪府泉大津市のまごころ歯科にて長年勤務し、近隣の市内や遠い方ですと仙台や東京からも治療を求めて来られる患者さまもおられ、遠方からの患者さまの通いやすい南海本線岸和田駅の駅前に医院を構えました。
当院では患者さまひとりひとりの歯の問題をなぜ悪くなってしまったのか?という根本的な「原因」を調べ治すことで再治療を繰り返すことのないような歯科医療を行なっております。現在の歯科治療は応急処置や前述した根本から治していく「原因療法」ではなく起こったことに対して何かで補うような「対症療法」の側面があります。ずっと歯医者に通っている、何度治療しても治らない、治療しているはずなのにどんどん歯が減っていく・・・そんな患者さまを多く見てきました。問題の原因を追求し、適切な治療を行い、患者さまと一緒に一歩ずつ歩んできけるような医院づくりを目指しております。
「削る、抜く、歯を入れる」そんな治療の連続に違和感を持ちませんか?来院される患者さまにはこんな治療法や歯の話をされたことは初めてですと言っていただける方も多いです。
当院は患者さまとの繋がりを大切にする医院づくりをモットーに、健康で綺麗なお口もとで笑顔になっていただけるお手伝いをさせて頂きます。お子様のお口まわりの健康と成長が気になる方、歯並びや歯の色・形にお悩みの方、治療が難しい、と言われお困りの方、食べにくい、しゃべりにくいとお困りの方おまかせください。全ての患者さまに自分や自分の家族、親だと思うような「まごころ」こもった治療を提案させて頂きます。
様々なお悩みを抱えている患者さまに向けて、不安をなくし安心して問題を解決するためしっかりとお話しをお伺いする時間をとり、患者さまを笑顔にする治療を行うことが私の歯科医師として、最高の嬉しい瞬間です。当院特有の患者さまひとりひとりにあったオーダーメイドの歯科医療を希望される方、ぜひ来院お待ちしております。
生い立ち
私の生まれは京都府の長岡京市になります。祖父と母も歯科医師をしており、まだ物心つかない歳の頃にも当時祖父の診療所で遊んでいて怒られた事もあったそうです。(どうも当時はやんちゃだったようです。)その影響なのか物を作ったりすることは好きで、小学校の部活はJリーグブームだった事もありサッカー部だったのですが、やたら凝った夏休みの宿題工作をする一面もあったようです。
大学の進学を考える時期になった時、さまざまな道を考えましたが朧げながら祖父の仕事をしている姿や継承して院長をやっている母の姿が思い浮かび、厳しくも患者さまに喜んでもらえるやりがいのある職業であると聞かされていた事もあってか歯科の道を選ぶこととなったのです。
歯科大学入学後は
歯科大学入学後は日々の勉強や課題に追われながらも、部活動にも打ち込んだのが一番の思い出です。大学から始めた漕艇部(ボート部)に所属し、先輩・同級生・後輩と大会を目指して熱く練習に燃えていました。中でも3回生の時のクルーではインカレにも出場することができ、今でもチームワークの礎として自分の人生の中でも大事な経験でした。
卒業後、大学病院口腔外科への入局
卒業後、専門の科を選ぶ際にも選択肢に悩みました。私自身、おぼろげな憧れとしてとある著名な先生がやっていた「咬合再構成治療」を行えるような歯科医師になりたいと思っていました。どういった治療かというと、専門的な内容なのですが「噛み合わせ」「外科治療」「審美歯科治療」「矯正治療」etc…さまざまな分野の治療ができてそれを組み合わせて行う治療です。非常に難易度の高く、多くの勉強や技術の研鑽が必要で誰でもできるような治療ではありません。その先生が多くの患者さまを助け、救っている姿を学会・講演会で見て私自身も医療人としてかくありたいと思うようになりました。
話は専門の科に戻りますが、実は私は外科処置が苦手というか臆病なところがありました。しかし、一見怖く見える外科処置ですが患者さまのお口の中の環境を劇的に良くできるような治療でもあるのです。例えば歯を抜かず残すことができる歯周外科治療、歯を失った方に行うインプラント治療などがわかりやすい例でしょうか。苦手というだけで患者さまの利益が大きな治療をできないことは自分では許せない!逆に苦手に立ち向かうんや!と口腔外科に入局することとなったのです。そこで多くの手術や研究・勉強をして論文発表、目標だった口腔外科認定医を取得し後ろ髪を引かれながらも医局を去りました。
勤務医時代
病院勤務をしながらも、開業医での治療は行っていたのですがこれからは専門科の治療だけでなく、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、噛み合わせ、被せ物・詰め物、入れ歯治療、インプラント治療、矯正治療などありとあらゆる治療に精通する必要があります。専門分野の治療だけでなく歯を残す治療の経験が少なかった私は、診療後や土日に行われる勉強会にも積極的に参加し知識技術を取得していきました。
それらを駆使して治療を行うことで患者さまのさまざまなお口のお悩み、噛めない・食べれないといった患者さまはもちろんのこと、より質の高い歯科医療をお求めの患者さまや近医では難しい、と言われた患者さまが自然と集まるようになりました。
中には数軒の歯科医院にかかっていた患者さまもいらっしゃいました。若い頃、30代から歯を失い始め50歳を過ぎる頃には入れ歯になってしまった患者さまです。3ヶ月に1度は歯医者へ行って歯石とりをしていたそうです。それなのになぜ歯を失うのでしょうか?むし歯や歯周病になりやすい患者さまもいらっしゃいます。しかしほとんどのケースはしっかりとリスクを評価してしかるべき治療を受けていただき、その後適切なメインテナンスプログラムを行って行けば大きく歯を失うことは少ないはずです。そんなことにならない歯科医療を提供したい。強くそう思うようになりました。
岸和田で開院への想い
私はみてきた患者さまの中には、今までの歯科治療に満足いかなかった患者様や今までの治療で辛い思いをされた方も多く来院されます。美味しいごはんをみんなで楽しむこと、綺麗な歯でお話しや笑顔を見せることを諦めないでください。患者様ひとりひとり最善の治療方法は違います。必ず解決できる良い方法はあるはずです。当院ではお悩みや治療の希望をお伺いする相談の時間をとっております。
今でこそ「予防歯科」という概念がありますがいまだにお口のトラブルを抱えてらっしゃる患者さまはそういったお話を聞いたことがないとおっしゃる方も大勢いらっしゃいます。そもそも、、むし歯や歯周病になってからでは一歩遅いのです。できることなら歯を削ったり、抜いたりはもちろんのこと回数や費用の負担が大きな治療は誰も得をしません。例えば幼稚園・小学生の頃から歯科医院に季節に一回でいいから通って、しっかりとした予防メインテナンスを受けていればカリエスフリー(むし歯なし)を目指せたかもしれない。
私は開業するこの岸和田で地に根付いたしっかりとした正しい歯科医療の知識を皆さまにお伝えしたいのです。歯を失うことは楽しいお食事、素敵な笑顔を失うこと、と思っています。失ってから気づく大切さ、とならないように当院にお越しいただく患者さまには良い歯科医院に出会えてよかった!と思っていただけるよう努めてまいりますのでどうかよろしくお願いいたします。