歯周病で歯ぐきも顎の骨もなくなっている症例
歯周病治療を希望され来院された患者様です。歯を支えている顎の骨が溶けてしまっている重度の歯周病で歯ぐきも痩せてしまっており、歯の根が露出しているような状況でした。
初診時の状態(重度歯周病)


歯周病治療のはじめのステージである歯周初期治療を行いましたが完全に改善できないため歯を保存するため歯ぐきの移植と骨の再生を目的とした歯周組織再生療法を行うことになりました。
処置中の写真




炎症のある徹底的に清掃して感染源を取り除いた後に、再生する薬剤を塗布し骨を再生させる材料を置いて、歯肉も移植しました。


術前・術後


術前と術後の比較です。歯肉の移植で歯ぐきも再生することができました!歯ブラシにも負けないしっかりした歯ぐきで歯周病と根っこのむし歯になりにくい状態へと回復できました。これからメインテナンスで歯周病の再発がないよう患者様と一緒に努めていきます。
監修者情報

院長 高橋貴啓(たかはしたかひろ)
経歴
- 2010年 大阪歯科大学歯学部 卒業
- 2011年 大阪歯科大学附属病院口腔外科第2講座 入局
- 2014年〜 兵庫・大阪の開業医勤務
- 2025年 岸和田おとなこども歯科 開院