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重度歯周病症例
他院で定期検診を受けていた患者さまです。歯周病の進行を認めており歯の保存も危ぶまれる状態でした。歯周基本治療後、歯を健康な状態で残したいという患者さまの強い希望もあり歯周組織再生療法を行うこととなりました。
初診時資料(口腔内写真・レントゲン写真)



特に重度の進行を認める右下の部位


全体的に歯周病が進行していますが、右下の奥歯はほとんど骨が残っていませんでした。歯周病治療のはじめのステージである歯周初期治療を行いましたが完全に改善できないため歯を保存するため歯周組織再生療法を行うことになりました。
処置中写真

歯周病で炎症を起こしている組織を徹底的に洗浄し、感染源を取り除いた後に再生療法を行いました。
処置後の写真とレントゲン


術前・術後の比較レントゲン


失われた顎の骨が再生し掃除しやすいフラットな歯周組織になりました。治療後4年経ちますが患者さまのプラークコントロールの管理と定期メインテナンスで健康な状態をキープできております。
監修者情報

院長 高橋貴啓(たかはしたかひろ)
経歴
- 2010年 大阪歯科大学歯学部 卒業
- 2011年 大阪歯科大学附属病院口腔外科第2講座 入局
- 2014年〜 兵庫・大阪の開業医勤務
- 2025年 岸和田おとなこども歯科 開院